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ホノルルレポート

皆様お元気でしたか〜
ココロ子は初ホノルルマラソン参加いたしました!
ひじょーに遅れましたが、怒濤の42.195キロの報告を勝手にいたします。

さてマラソン当日の深夜3時。
うとうとと眠れないまま外から聞こえてくるハワイの風と波の音を聞きながら、
もう寝るのはあきらめようと決め潔くベットから起き上がりました。
何か食べなきゃと思い、おもむろにおにぎりとまず〜い納豆巻きを食べてコーヒーを飲んで大きくため息をつき、まるで受験の朝みたいな気分でいよいよホノルルぞ!
着替えていざ!いざ〜 心臓バクバク 大根田はバクバク〜♪

2008年12月14日 AM5:00 ホノルルは 雨。
前日も雨でしたがマラソンは雨天決行(町内の運動会とはワケが違います)
まずは皆でウォーミングアップをかねたストレッチ。
サッカーの前園選手が応援に来てくれてました至近距離でじっと見ちゃいました。オーラが有りましたよ。
スタート場所のアラモアナパーク上空には花火がドッカンドッカン打ち上がり、
さすが雨期のハワイを景気付けるための苦肉の策イベントにはぴったしの演出だわ。などとシニカルな感動をかみしめつつ、お登りさんのように上ばかり見ながら23.230名のランナーの一人としてココロ子不安いっぱいのスタ−ト〜〜。
一応練習の仕上げに宮環1周34.4キロは体験したけど、その先は前人未到!
42.195キロは最後まで何がおきるか分かりません。寒い宇都宮から常夏のハワイ。多分容赦なく体力も消耗するはず……体力を温存してと前日のガイダンスでしつこく言われた事を思い出しながらゆっくり走っていると、5キロあたりから強い雨です。前日に買っておいたスルメイカみたいな雨具が大活躍。
全身をクラゲみたいにふわっとつつんでくれます。
アスリート系のランナー様はそんなの関係なくどんどん追い越してゆきますが、
ここでまねをして、「あたしも!」なんて突っ走ってしまうと必ず途中で挫折する事は明らかなので、のろのろと素敵な町並みを眺めながら走ったり歩いたりします。
クリスマスのイルミネーションがキラキラと雨の道路に反射して、
大勢のランナーが黙々とワイキキのメインストリートを走ります。
まだお日様も上がらない街角に白人や黒人、大人やら子供が仮装などして旗やら手作りのプラカードで応援してくれます。
応援のかけ声のほとんどは大きな声を張り上げて「good job!」
いい仕事してますね〜って事なのかい??
「がんばれ〜」って言う日本の応援よりプレッシャーを感じないし、
むしろ称讃してくれてるみたいでいいわ〜……なんて考えながらとにかく1歩でも前に前に進めばそのうちゴールはやってくる。
ダイヤモンドヘッドの上り坂あたりからどうも前進の力が抜けて行く感じがして、あーお腹がすいたと何度もつぶやいていたら、ホノルル行き言い出しっぺの夫が、
ウエストポーチからパワーチャージレモン味(ジャムみたいなゲル状の携帯食)
を出してエネルギー補給。
これがすごい!少し立ち止まりストレッチをしてるうちにみるみる元気に。
こんなに分かりやすい自分のカラダっていったい………。
元気玉をもらった悟空がごとくなぜか足が前に軽やかに進む ランランラン、
1・2・1・2・1・2
その後も何度かパワーチャージをする度同じように元気になりました(笑)
レース途中にあるエイドステーションで配ってくれるゲータレードもいい感じに元気が出ますがボランティアの趣味により薄味やら濃いめがあるので当たり外れありです(うれしいけどね)。30キロあたりで裏のほうからざわめきと歓声があがったので振り返ると、あの鶴瓶さんが全身黒のウェアーに身をつつみ私たちの横をカメラクルーに囲まれながら、走りさっていきました。早さからして5時間代か??と思ったりしましたが、後日見たテレビの有名人の完走時間には8時間30???
どこで休んでたの????
さて、当日のアタシ達の目標は8時間代(笑)。
だんだん腰や足の痛さを感じて、それがどんどん増してくる中、残りあと15キロ。
ここあたりはオアフ有数の高級別荘地で、別荘から素敵なクリスマスソングが流れてきます。雨も完全にあがりお天気はハワイらしくなり、家の庭からホースを引き出して霧状にかけてくれる人や、オレンジをむいて一口大にして配ってくれる人などたくさん通り沿いに家族が出て来てくれています。
もう限界な感じ〜だけど、唯一の喜びはこのペースでいけば予定時間よりずっと早くゴールしそうだって事。ついつい欲が出て走りそうになるけどまだあと10キロ以上有るって事は、あなどれない。完走をイメージすると少しだけ元気になる。
もう日焼け止めの効果なんか消え失せて、容赦なく日差しが照りつけるから、仕方なく頭からタオルをかぶってその上からキャップをかぶって一歩でも前に・・・・・
とにかく前に。ちょっとでも進みさえすれば・・・・・・・何度ととなく立ち止まりそうになるのを我慢   また我慢       
ゴールだ〜。
予定より早い7時間20分代に涙が出そうだったけど、70歳くらいのご夫婦がすぐ後ろからゴールしたので、ぐっとこらえ余裕の笑顔で記念のTシャツゲット〜。
前々からどうやって順位やタイムを一人一人に知らせるのかと疑問だったけど、
参加者全員に渡される10円玉位のセンサーをランニングシューズに取り付け、通過地点やゴールに敷き詰めてあるオレンジ色のボードを踏むと、それと反応して時間と私の登録したゼッケンを感知するって事らしい(すごい!)。
翌日には参加者全員の名前と完走時間が掲載された新聞が配布され、
これも驚きでした。
どうして、皆ホノルルマラソンに参加するのか。
そして良かった!と口を揃えて言うのか。 
なぜまた行きたいと、ハワイで走りたい言う人が続出するのか。
参加する前には疑問だらけで、仕方なしにはじめた今回のマラソンだったけど、
カタチのない満足感がフィニッシュの瞬間からじわじわとあふれてきて、
ほんの少しだけなぜホノルルの意味が理解できたような体験でした。

ランニングハイにでもなれる位練習できたら来年もありかも(笑)
ではまた近々更新いたしますので、読んでちょ〜だい。
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