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◇◆トリートメントの必要性◆◇

髪のダメージはどうして自然に治らないのでしょう?
その理由は髪に「自己修復機能」がないからです。
お肌なら自分自身で回復しようとする力を持っています。
ところが髪は自分で回復できないから一度傷ついてしまうと外側からケアしてあげないと傷み続けてバサバサになってしまうのです。
仮にあなたが毎日のドライヤーによって1のダメージを与えているとしましょう。
一般的な長さとして髪が肩ぐらいなら毛先は27カ月前に生まれていますから、何と810回のドライヤーを重ねたことになるのです。
これを分かりやすく点数にすると毛先はマイナス810点のダメージを受けている計算になります。
このダメージをケアすることが重要になるのですが、毎日のダメージをマイナス1点のままにしておくのか、毎日のトリートメントでプラス1点のケアをおこなうのかで毛先の運命が変わってくるのです。
毎日1点のダメージを与えるのと、1点のケアを重ねるのでは数年後に大きな違いが出るのはお分かりいただけると思います。
ただし、毎日時間をかけてディープケアする必要はありません。
1週間で7点のダメージを与えていても、週に1度の集中ケアとして7ポイント取り戻すというケアでもいいのです。
大切なのはマイナスのダメージをいかにカバーできるかという点です。
もちろんケアのポイントは多ければ多いほど効果的です。
それでは、効果的にケアのポイントを稼ぐにはどうすればいいでしょう?
一番簡単な方法は皆さんもご存知のトリートメントの付け置き。
誰でも簡単にできる効率的なトリートメントの浸透方法です。
さらにこの方法はヘアタオルの併用で浸透力と効果を高めることができます。
ディープケアでは欠かせないトリートメントの方法ですが、これだけではありません。
その他にも上級のテクニックとして、ダメージを手の感覚で探してダメージの強い部分にトリートメントをゆっくり入れ込んでいく技術があります。
それは髪を少しだけ曲げていく方法です。
トリートメントは髪のキューティクルから効率よく浸透しますが、髪がまっすぐの状態では隙間がどうしても小さいのです。
そこで、髪をすこしだけ曲げてあげると、
キューティクルの隙間が広がってトリートメントが浸透しやすくなる訳です
髪を曲げると言っても極端に曲げる必要はありません。
ほんの少し曲げてあげれば結構ですから、角度で言えば約10~20度でも十分です。
ほんの少し意識して髪に角度をつけるようにするだけで浸透力が大きく変わります。
ちなみに、トリートメントするのに三つ編みする方法がありますが、あまり効率的ではありません。
髪は丸い形をしていますが、太陽に照らされる「外側」の面が一番傷つきやすい面になります。
ということは、髪の外側のキューティクルを開いてあげた方がダメージ部分に対して効率よくトリートメントが浸透してケアできる事になるのです。
ですから、髪を「外側」でなく「内側」に曲げてあげた方がいい。
イメージとしては髪を内巻きにする状態ですね。
三つ編みでは全方向にまんべんなく曲がってしまうので、ダメージの大きな面にトリートメントが入りにくいということが起きてしまいます。
トリートメントを毛先から根元に向かって逆から入れ込んでいく技術もあります。
これは、熟練しないと逆にダメージとなるのでトリートメントを下から上には入れこまないで下さい。
さあ。
またひとつトリートメントの技術がアップしました。
これだけの技術を知っていれば毎日のダメージケアがプラス1どころではありません。
ダメージケアがプラス10にも20にもなりますから、2年後3年後の毛先に驚くほど違いが出てきます。
美しい髪を目指すには毎日をプラスに変えるケアが重要ですよね。
夏と冬で髪が違うのか?
考えてみると、夏の方が紫外線などの影響で痛みそうな気がしますが、実際のところどうなんでしょう
これまでのカウンセリングからすると、確かに夏になると相談の数が増加しています。
ただし、これは悩みが増えるのではなく、夏に女性の美意識が高まるから。
悩みが増えるから、カウンセリングの件数が増える訳ではないようです。
それでは、夏と冬を比べて明らかに違う事とは?
それは、トリートメントの温度です。夏と冬では浴室に置いてあるトリートメントの温度が違うのです。
トリートメントは1度違うだけでも浸透力が変わります。
だから温かいほど髪に浸透しやすく、逆に低いほど浸透しにくくなるのです。
温度による浸透力の違いは小さなものですが、これが毎日のトリートメントになれば違いを実感することができます。
トリートメントの温度に違いがあっても、お湯の温度が違うんです。
冬に比べて夏のお風呂やシャワーは温度が低くなりがち。
温度がデジタルで表示できるお宅ではこんな設定を目にするのではないでしょうか
冬=41℃
夏=39℃
肌寒い冬場にはお湯の温度を高めに設定してゆっくり湯船につかりますが、夏場になると温度が低いシャワーだけというライフスタイルが多くなっています。
お湯の温度が低ければ、当然髪の温度も低くなります。
つまり、トリートメントの温度が高く浸透しやすい状態にあっても、お湯の温度が低いために浸透しにくくしています。
こうしてプラスマイナスゼロになってしまう訳です。
トリートメントの温度で浸透が変わると言いましたが、厳密には

   トリートメントの温度
      ×  髪の温度
     ——————————————————
      浸透力アップ
これが、トリートメントの効果を高める方程式なのです。
浸透力には、たくさんの要因が関係しますが、ここでは理解を深めるために「2つの温度」だけに絞ってお話しています。
このように髪の温度によってトリートメントの効果が変わりますから、口をすっぱくして、シャンプー前の「すすぎ」を大切にするよう伝えている理由がここにもあります。
しっかり「すすぐ」ことによって、髪が温まり、浸透できるのです。
この温度に注目したのがヒートトリートメントという発想。
「ヒート」と言えば、これまでトリートメントの成分をドライヤーの熱で固めてしまうという考え方でした。
ヘアエッセンスの保湿力を「熱力学」の計算で引き出すプログラム。
トリートメントのケアをおこなう最中は、お湯でトリートメントのボトルを温めています。
これは元々、撮影前に何十人ものディープケアする忙しい現場で生まれました。
髪を洗う台にトリートメントを置きっぱなしにしていると、お湯でトリートメントが温められて髪の調子が良かったのです。
以来、このヒートトリートメントが定番のテクニックとなっています。
この方法をあなたの自宅でおこなうには?
シャワーでも湯船でもいいですから、お風呂に入ったらまず洗面器にお湯をためてトリートメントをボトルごと温めてください。
この際注意してほしい点は以下。
それは、トリートメントは毎日毎日温めてしまうと、成分の劣化が早くなってしまうという事。
ですから、できる限り使用する分だけを温める方がいい。
そう考えると、チューブタイプの容器ではこのテクニックが使えません。
チューブタイプの容器だと温まったトリートメントが全体に混ざってしまうのです。
ポンプタイプであれば、下から吸い上げて中身が混ざらないのでぴったりです。
ボトルの下だけを温めれば、上の部分は冷たいままで成分が安定します。
温まったトリートメントを底から吹き出し口に押し上げるまで、2プッシュは冷たいトリートメントが出てきます。
そのため、このテクニックはトリートメントを使用する量が多い方や、定期的な集中ケアとして多めのトリートメントを使う日だけにしてください。
1回分を小さな容器に入れて温めるのもひとつの方法ですね。
さあ。
最高のトリートメントで最高の効果を発揮してくださいね!
トリートメントの浸透を高めるために重要なのはトリートメントの浸透に水が邪魔になるということです。
ということは、髪に水分が少ない状態でトリートメントをつけた方がいいことになります。

テクニックには2つの条件が必要になります。
まず1つ目は、「正しいシャンプー・トリートメント選び」ができること。
そして2つ目が、「正しいシャンプー・トリートメントの方法」を知っている事です。
トリートメントの浸透を今よりも一層高めるテクニックです。
毎日おこなうテクニックではありません。
あなたが次のように感じた時におこなってください
あなたは、こんな経験がありませんか?
夜、いつものようにトリートメントしてベットに入った。
翌朝、目が覚めてスタイリングしてみると、何だかいつもと違う髪質感。
いつもはまとまる髪なのに、今朝は毛先がパサついてるみたいでスタイルがまとまりにくい。
昨日、髪のダメージになるようなことは何もしてないのに、どうして??
さあ。
いかがですか?
なぜか今朝はスタイルがまとまりにくい気がする朝ってありますよね。
実は、この現象。
ダメージを受けた数日後に現れること多いのです。
個人差がありますが、平均的に2~5日前のダメージがジワリジワリと髪の水分を減らしていくことで、ある日まとまりにくい髪を感じます。
ここで言うダメージとは特別なものではありません。
紫外線や間違ったドライヤーの使い方など、ちょっとしたことで髪のバランスが崩れることがあるのです。
髪のダメージをケアするのはトリートメントのお仕事ですが、こんな日にはより高い水分の補給が必要になります。
失われた水分を補ってあげることで、髪をケアしてあげるのです。
そこでお勧めなのがWトリートメントのテクニック。
このテクニックはもともと、ヘアモデルの髪をケアしていた方法です。
海や野外など、紫外線の強い場所で撮影した後には、髪のダメージが極端に大きくなっており、そのままにしておくと数日後にゴワゴワの髪に変わってしまいます。
そのため、髪にとってダメージが大きかった日は、必ずこのケアをおこなってきました。
それでは、その方法とはどんなものでしょう。
Wトリートメントの「W」とは、トリートメントを2回おこないます。
これだけだと簡単に聞こえますが単に2回するだけでは効果が無く、大切なのは「回数」と「時間」なのです。
3回や4回のトリートメントだと、より効果がありそうですが実際には2回が一番効果的です。
具体的な方法としては、シャンプーの後に1回目のトリートメントを1分間付け置きします。
この1分間の付け置きとは、髪とキューティクルをしなやかにして、トリートメントが浸透しやすい状態を作るためのものです。
さらに、2回目のトリートメントが髪全体に広がりやすくなるため、髪にまんべんなく広がる効果もあります。
この1回目のトリートメントを洗い流したら、2回目のトリートメントをじっくり5~10分間付け置きします。
このようにトリートメントを2ステップにすることで、同じ10分の付け置きでも深く浸透できるようになります。
注意してほしいのは、トリートメント時間です。
これまで、付け置き時間を何度もテストしましたが1回目のトリートメントは1分間というのが最も効果的な時間でした。
2回目のトリートメント時間に関しては、5分以上でないと通常と同じ浸透になってしまうようです。
このように、時間と手間のかかるケアですから、毎日ではなく特に髪の状態が気になる日だけで結構です。
状態が悪い日には、ディープケアをおこなって輝く髪をキープしてください。
ここで紹介したヘアケアテクニックはほんの1部に過ぎませんが、ダメージの原因を作らないためのヘアケアなど、その他にも多くのテクニックがあります。
年齢を重ねた時に後悔しないよう、今から正しいケアを身につけておきましょう
[ヘアケアテクニックサイト参照]
今回は髪のトリートメントについて書いてありますので参考にしてみてください♪

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