シャンプーをする時ってどんなことが起こっているか知っていますか？

まず、日中活動した髪には、水に溶ける汚れ(汗やホコリ)と水に溶けない汚れ(皮脂やスタイリング料)
が付着しています。
まず、シャンプーをつける前にお湯ですすぎますよね。
このとき、水に溶ける汚れはお湯に溶けて洗い流されます。

ここからが、シャンプーの出番。水に溶けない汚れを落としていきます。

では、シャンプー剤はどんなものがいいの？

まず、市販されているもののほとんどが「高級アルコール系シャンプー」ですが
皮脂が多く分泌される「オイリー」な頭皮に適したシャンプーなのです。
逆に、デリケートな頭皮には刺激が強すぎるといえます。

ちなみに、“高級”とはアルコールに含まれる炭素(C)の数が多いという科学の用語であって
“質が良い”という意味ではないのでご注意ください。


次によく聞く“石鹸系シャンプー”は、ヤシ油やパーム油などの天然成分が原料で
手を洗う時の石鹸とほぼ同じと考えてOKです。
こちらも洗浄力が強いため、汚れがひどい時やオイリーな頭皮向けです。
洗いあがりはゴワゴワした手触りになりがちです。
とくに硬水で洗髪すると、石鹸カスが髪に付着して洗い上がりがゴワゴワした
固い感触になりますのでご注意ください。

そして最後が美容室が中心で販売している“アミノ酸系シャンプー”ですが、PHは人間の肌と同じ
弱酸性で上記の物よりも、洗浄力が弱くなる分皮脂を取りすぎないので“乾燥性の頭皮やトラブルのある頭皮”また毎日髪を洗っている方に向いています。

アミノ酸は、人間の体や髪のもととなっているもの。そのため、肌や髪を保護しながら洗える低刺激なものだと言えます。
とても優しい洗い上がりなので、ダメージ網に適したシャンプーです。




普段何気なく洗っているシャンプーですがぜひ参考になさってくださいね♪

次回はトリートメントについて書いていきたいと思います。




KAYO